青年の思索のために。
☆4 自作曲 「ユアーズ オア ノット ユアーズ」 を作った背景 part2 |
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我が国の08年自殺者は、3万2249人。11年連続で3万人を超す。
■朝日新聞 asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY200905140074.html
http://www.asahi.com/national/update/0402/TKY200904020061.html
これは凄い数だ。。
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「自殺率」というのがある。
これ、我が国は世界的に見ても、群を抜いて高い。
人口十万人あたり、日本は、27人。
自殺率が高そうな米国は、12人。 日本の半分以下だ。
低いのはギリシアで、3人。
我が国は、アジアの中でも最高率。 中国、韓国より高いのだ。
日本より高いのは、バルト三国、ロシア、ハンガリーのみ。
つまり、
『日本人は世界有数の自殺したがり民族』
、、なのである。
なぜなんだろうか?
私は考えた。
経済が行き詰っているから、などと世間では「まことしやかに」語られている。
しかし、上記の国別データからするとそれは違うということがわかる。
日本より貧乏な国なんか腐るほどあるのに、日本よりも自殺率が低いのだから。
それならば、原因は何だろう…?
日本人特有の「何か」があるはずだ。
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私は、大学で仕事をしている。
で、仕事柄「留学生と話をする機会」が多い。
彼らは日本語がたどたどしい。
だから会話上、日本語に窮すると、彼らは突然母国語に切り替わることがある。
例えば、中国人留学生はこんな感じになる。
「あのぉ、だから、わたしぃ、そのぉぅ、、、
チョンピ ンチュ ワン ア?」
はっきりいって、中国語に突然切り替わるとドキッとする。
しかも、早口である。
大学内は、外国人留学生が結構いる。
異国の言語を喋る方々は、道端でも、学食内でもやたら目立つ。
中国語に限らない。
韓国の留学生が韓国語で、
米国や、UAEの留学生が、英語で話しているときでも、状況は変わらない。
とくにデカイ声を彼らは発しているわけではない。
すなわち、異国の言語はパワーがあるのだ。
これは、大学内のことだけではない。
英会話の番組や、
海外のドラマなどを見ていると、
(海外のニュースでさえも)
みなさんとにかくやたらテンションが高いのだ。
これは言語にパワーがあるからだ。間違いない。
これにくらべると、日本語は、
とても『おっとり』している。。
異国の言語は、
中国語・韓国語系の「チャ」「チュ」「チョ」などの撥ねる音を多用する、
イタリア語系の「ペペロンティーノ」「ディモーゥルト」などの力が要るもの、
フランス語系の「ヌーヴェ ロヲ」などちょっと表記できない肺活量を要するもの、など、
とにかく、エネルギーに溢れている。
そう、相手とのコミュニケーションをとるツールとしての言語。
異国の言語でこれを用いるには「パワーを発揮しないとならない」ということだ。
しかも、「リズムがある」。
もう笑っちゃう位、リズム感がある。
これは、強弱を付けて話さねばならないからこうなってしまうわけだ。
これもまた言葉の「パワフル感」につながる。
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そう、日本人が世界でも有数の「自殺したがり民族」なのは、
日本語に原因がある
、と私は考えているのです。
人は自殺をしようとするときは、間違いなく元気がない状態です。
もちろん元気がなくなってしまう原因は、多々あります。
でも、毎日喋る言語に 勢いがあり、そしてリズム感たっぷりなら。
喋るだけでテンションが高まり、
他人の喋りを聞けば自己のテンションが高まるでしょう。
(テンション=ここでは感情の高揚を指してます。exaltation, または uplift)
言葉というものは毎日使うものです。
それが「リズム感たっぷり」で、
喋るのに「エネルギーを使う」ようなものだったらどうでしょうか?
国全体の雰囲気が変わってくるでしょう。
仮に日本で。
日本人全員が、中国語を喋るようになったとしたらどうでしょうか。
もう活気に溢れかえって、知らず知らずのうちに元気一杯の国になることでしょう。
こうなってくると、自殺しようという元気のない人は減るに違いありません。
少なくとも自殺率に関しては、世界の標準レベルまで下がることでしょう。
しかし、現実問題として私たちは母国語を捨てることはできません。
そこで、
自殺予防のプログラムとして
「元気よく喋る」という要素を加えること
これを強く提案したいのです。
■□ 卑近な実証例として □■
わたしは車で通勤させていただいるのですが。
運転中、英会話のCD教材などで、ネイティブの英会話を聞いたりしてます。
で、仕事でぐったり疲れたり、上司にタップリ絞られた時でも、
帰宅しながら時に聞くことがあります。
そんな時は案の定、最初は「小うるさいなあ、このネイティブスピーカー達は。」と思います。
やたらテンションが高いし、しかも早口。 もう、、耳障りなほど。
しかし。
「オォゥ! イティズ ワァンダホゥル!! サァンキュ!! ビル!」などという
彼らの演技がかっているスピークっぷりをずっっと聞いて、
しかも、一緒に英語で真似て「発声練習」などしていると。
不思議なるかな。。
だんだん、ウキウキした・笑っちゃうような気分になってきます。
これ本当なんですよ♪
だから、死にたくなってしまう人には、英語や中国語を喋れ、とまでは言いませんが、
新聞か何かを、早口で声を出して、元気よく読むことを強くオススメします。
まわりに自殺したくなっている人がいたら、とにかく勢いよく喋らせましょう。
※うつ病の専門家医のみなさん。
薬を処方して、
カウンセリングにつぐカウンセリング、などということも大事でしょう。
あとそれに加えて。
上記の私が推奨する「早口で・勢いよく・リズムをつけて・何度も」喋らせる、
このプログラムを導入していただけますよう、心からお願い申し上げます。
これで自殺に至りそうな重篤な患者を少なからず救えると確信します。
20090519
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