『スグレもの』 思索のために。

アウディ デザイン R8 
日本初公開のアウディR8です
2006/12/9

VW(フォルクスワーゲン)のコンセプトRという参考出品車のモチーフが、フロント部分にふんだんに用いられています。
コンセプトRの作者ペーターシュライヤー氏は、VWにもアウディにも属していたので転用OKだったのでしょう。(今はメルセデスに移籍)
私、この人の作品が好きです。
アウディが一番うまく彼の知性ある、優雅なタッチを理解し、実際の工作物として細部に丁寧に表現してくれていたと思います。

評価 ☆☆☆  (☆三つが満点)
アウディ デザイン TT 
初代TTの登場は衝撃でした。

初代はアウディ・デザインの名声を飛躍的に高めた立役者ですし、世界中のすべてのカーデザインにも影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。ジーニアスと呼ばれた男・フリーマントーマス氏の作品でした。VWニュービートルのデザイナーでもあります。(今はクライスラーに移籍)
ちなみに彼は元パイロットです。

この二代目は、無名の若い方がデザインしたそうです。
この車はこの角度が好きです。
内装も素晴らしいです。

評価 ☆☆☆  (☆三つが満点)
アウディ デザイン HORCH (ホルヒ) 
アウディ・デザインの祖だそうです。

1930年代に製造。
なんと、直列(!)8気筒、5000ccエンジンです。つまり、御覧の通りエンジン部分が妙に長くなるわけです。もっとも、ボディサイズもデカい。センチュリー(御料車)のトランク部分に運転席があるといった感じでしょうか。+2シーターオープン、シートも総皮貼りのツヤツヤ。全てがスペシャル。

味わい深いデザインです。
尊大さがなく気品あるところが今のアウディに通じます。
こういう車から、現代のデザイナーは多くを学ぶのでしょう。


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