青年の思索のために。

★6 自作曲 「キャピタリズム」を作った背景
マイケルムーアが叫ぶ。

I'm here to make citizen's arrest the board directors of A.I.G.!

A.I.G.社の取締役達を逮捕しにきたぞ!、、と。 


このパフォーマンスに僕は惚れた。

いち庶民として、このムーアの心意気に賛同する。

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しかし。。

分からないのは最近の庶民達だ。
昔は一定の権威や、上から目線、抑圧に対抗するのが庶民だった。
それがなんていうかカッコよかった。

それが今じゃどうですか?

庶民は、上流階級に憧れて、はかない上昇志向にエネルギーを費やす。
上から目線の者には、へいつくばって、
さらには、「抑圧」に対抗するのは「かっこ悪い」ことになっている。

庶民のくせにBMWのピカピカのセダンに乗りたがるし、
反抗の象徴としてのロックに、ラブソングを期待する。
お金を持っている人をうらやましがって、
お金持ちの傍若無人な振舞いをカッコいいと言ってる。

こんなのが現代の庶民の姿。
つまり、庶民全体がいいように洗脳されているんだ。

庶民全体で行動したり、全体で立ち上がったりできなくなっている。

こんな状態なら。
個人レベルでの抵抗しかないじゃないか。

だから僕は、お金持ちのバッチになってるBMWは絶対に買わないし、
カネの亡者に成り下がった経団連の会長(2010現在)・キャノンの製品は買わないし、
つまらん商業主義とマスコミに乗せられないため、テレビは見ない。
音楽だって、ラブソングは演らないし、聞かないし、買わない。

だって悔しいじゃないか。

資本主義の名の下に、一部のお金持ちの楽しみのために
いいようにコントロールされている世界。
この地球の支配者は一部の、ほんの一部の資本家といわれている者たちだけ。

だったらせめて抵抗したいじゃないか。
だけど、テロとか暴力行為は大反対だ。こんなのはカッコ悪すぎる。好きになれない。

とすると、上記の個人レベルでのささやか抵抗しかない。
ほんとうにささやかな抵抗。。

でも。
ひとりひとりのの庶民がそれをやったら、、

BMWは困るぞ
キャノンも困るだろう
音楽業界だって、TV局だって困る
そして宣伝で食ってるマスコミも大いに困る

この輪を広げていかないか?

ささやかな庶民の抵抗。
ひとりでも多くの参加を、お待ちしています。

→ キャピタリズム/capitalism

2010.1.05


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